研究室のモットー

 

  • 1:楽しく追及を!

    「研究=学生実験の延長」と考えている学生さんは、きっと研究には必ず決まった答えがあり、その答えを結果として示す必要があると考えるのではないでしょうか?研究には、みなさんが考えているような決まった答えや結果はありません。そこが”本来の研究”のとても面白いところです!結果を求めることはもちろん大切です。しかし私が最も大切だと思うことは、与えられた研究に興味をもつことです。
  • 興味を持てば研究が楽しくなるし、もっとその分野を知りたくなる!好きな子や好きな事ができた時と一緒です!興味を持って研究に取り組んでいけばおのずと結果が出てきます。そしてさらに、その先を追及したくなります。楽しんで研究をしましょう。皆さんが興味を持てるよう、私も尽力します。
  •  
  • 2:メリハリをつけましょう!

  • 卒業研究を行う中で研究に夢中になり(?)、お勉強の方がおろそかになる学生さんを時折見かけます。もったいない!!!知識は皆さんの人生の財産になると私は考えます。勉強しましょう。そして遊ぶときは、力いっぱい遊びましょう。遊ぶことを怠るのもダメ!!もったいない!!!!遊ぶことを後回しにしないで。その時にしかできないこともきっとあります。現に私はもう、、、体力的に遊ぶことを放棄しつつあります。。。
  • 遊びも勉強も大切です。
  • どちらもきっと皆さんの人生の財産になるはずです。
  •  
  • 3:実験室は心の鏡

  • 言わずもがなですが、実験室はいつも清潔にしましょう。皆さんのお家のお部屋と一緒です。私も人のことが言えた口ではありません。  私の心が荒れ狂っているときは、教員室も荒れ狂っています(配属された皆さんはすでに知っているでしょ?)。
  • 実験室は、心の鏡。汚いところから綺麗なデータはでません。使い終わったら、綺麗にして帰りましょうね。そこまでが実験です。
  •  
  • 4:自分なりのモットーを持ちましょう

  • こちらに関しては、強制しません。
  • 私は、恩師から多くの“言葉”をいただきました。その”言葉”たちの中で、常に自分自身を見つめなおすための“言葉”をいくつか選択し、自分のモットーとしています。余裕がなくなりモットーから外れた時は、自分のモットーを指標とし、自分自身の行動や気持ちを正します。難しいことのように聞こえるかもしれませんが、その方が実は楽に生きられる気がします。
  • 私の研究室では、時折私が恩師から受け継いだ“言葉”たちを学生さんに話します。うざったいと思うこともあるでしょうが、その中で一つでも皆さんの中に残るとうれしいです。