古谷研究室の 春 夏 秋 冬

<4C

後期〜「工業英語」という授業で週1回研究室に来てもらいます.英語文献の読み方などについて勉強します.1回分の時間を使って,本配属後(5C〜)の研究テーマについてのヒアリングを行ないます.

1月下旬 環境システム工学専攻(ES)の先輩方の発表を聴講し,雰囲気を味わい,数年後のイメージを膨らまします(専攻科進学希望者のみ).

3月上旬 物質工学科(5C)の先輩方の発表を聴講し,雰囲気を味わい,1年後のイメージを膨らまします.

3月下旬 本配属前ですが,卒業研究の“慣らし運転“の意味で1週間程度,研究室に来てもらうかもしれません(そのときのお互いの状況に依ります).

 

<5C

4〜7月(序)「進路だいじに」 進学準備や就職活動を優先します.中間&期末試験もがんばってもらいます.その中で,研究活動をコツコツと進めていきます.研究テーマについての理解を深めながら,メインとなる有機分子や高分子を作ったり,実験方法を確立したり…研究の土台を作る期間です.研究室内の報告会が2回あります.発表スライドを作り人前で発表する練習です.

夏休み「翻訳機能つかうな」 卒業論文の緒言で使う英語の文献を1つ読んできてもらいます(夏休み明けに研究室内の発表会有り).公開講座のアシスタントをお願いする場合もあります.

10〜12月(破)「ガンガン行こうぜ」 中間試験を含めた普段の授業と研究活動の「二刀流」で進んでいきます.試行錯誤(トライ & エラー)しながら,研究をガンガン進める期間 です.途中,学科の中間発表会 があり,研究室内の報告会(1回)はその発表練習を兼ねます.中間発表会の要旨も準備します.時間に余裕を持って準備してください…それらを添削する教員も生身の人間ですので….11月を過ぎたくらいから,成果が出ている場合には,学会発表の申込みの声が掛かるかもしれません.

冬休み「己(おのれ)にまかせろ」 卒業論文の準備 をぼちぼち始めます.緒言(←第1章,一番大変)とか…各章の実験項とか…書けるところから,自分のデータと言葉で.研究の元ネタを考えるのは教員ですが,実験データを積み重ねているのは自分自身ですので.他人事ではない, 自分の血が通った卒業研究にする  ことを意識してもらいたいです.全部教員が添削しないといけないので,時間に余裕を持って準備してください…繰り返しになりますが…教員も生身の人間ですので….

1〜3月(急)「バッチリがんばれ」 期末試験を含めた普段の授業と研究活動の「二刀流」で進んでいきます.追加実験をしつつ,研究の成果をまとめていく期間です.年が明けて,気が付けば 卒業論文の仮提出,そして期末試験,からの 学科の卒業研究発表会 という…試練(ボス戦?ここまでに「レベル」を上げておきましょう!)ですね,これは.みんなにとってのね.研究室内の報告会は2回,そのうち1回は発表練習を兼ねます.卒業研究発表会の要旨も準備します.時間に余裕を持って準備してください…大事なことなのでもう一回繰り返します…添削する教員も生身の人間ですので….学会発表 に申し込んでいる場合は,その要旨の作成&発表の準備(with 教員の添削),学会によっては3月中に発表本番となります.学科の発表が終わったら,自分が作った有機分子や試料の整理やデータの整理など,次のステージに進むための準備をします.

1月下旬 環境システム工学専攻(ES)の先輩方の発表を聴講し,雰囲気を味わい,イメージを膨らまします(専攻科進学希望者のみ).

3月吉日 卒業式.その後は入学式(入社式)まで休み,充電期間…次のステージのスタートラインに立つために

 

<1ES

4〜7月(序)「ガンガン行こうぜ」 期末試験(本科ほど大変ではない(?),以下同様)はありますが「二刀流」で.よっぽどのことがない限り研究の中身は卒業研究の発展版になるので,最初からアクセル全開で研究活動をガンガン進めていきます.研究テーマについての理解をさらに深めながら,自分のアイディアを分子設計や実験方法に落とし込むのもOKです(ただし,指導教員を納得させてください).専攻科の特別研究の土台を作る期間です.研究室内の報告会は2回あります.日頃の研究や報告会では,5Cの学生さんたちに見本を見せてやってください.ぜひ,良い見本を.5〜6月は春の学会シーズンです.卒業研究の内容で自ら発表しているかもしれません.

夏休み「翻訳機能つかうな」 大学や企業でのインターンシップの合間に,特別研究論文の緒言で使う英語の文献を1つ読んできてもらいます(夏休み明けに研究室内の発表会有り).公開講座のアシスタントをお願いする場合もあります.なお,国際学会に参加するとしたら,この期間中になります.

10〜12月(破)「ガンガン行こうぜ」 普段の授業と研究活動の「二刀流」で進んでいきます.試行錯誤(トライ & エラー)は相変わらずあるでしょうが,研究をガンガン進める期間 です.研究室内の報告会は1回.9〜10月は秋の学会シーズンです.11月を過ぎたくらいから,成果が出ている場合には,来年以降の学会発表に申し込んでもらうことになるかもしれません.

10月下旬 テクノフェア(校外)に参加.環境システム工学専攻(2ES)の先輩方の発表を聴講し,雰囲気を味わい,1年後のイメージを膨らまします.

12月中旬 JOINTフォーラム(校外)に参加.「創造デザイン演習」(専門共通科目・必修)という授業の一環で,グループごとにポスター発表をします.

冬休み 良いお年をお迎えください.

1〜3月(急)「ガンガン行こうぜ」 期末試験を含めた普段の授業と研究活動の「二刀流」で進んでいきます.1月下旬に ES発表会(専攻科版中間発表会)があります…が,それはそれとして研究をガンガン進める期間にしましょう.研究室内の報告会は1回で,発表練習を兼ねます.1ES発表会の要旨も準備します.これは,時間に余裕を持って準備してください…添削する教員の身になって….学会発表に申し込んでいる場合は,その要旨の作成&発表の準備(with 教員の添削),学会によっては3月中に発表本番となります.1ES発表会が終わったら…とりあえず,研究をガンガン進めます(笑).

1月下旬 環境システム工学専攻(2ES)の先輩方の発表を聴講し,雰囲気を味わい,1年後のイメージを膨らまします.

3月 学会に参加したり研究を進めたり,やることはそれなりにありますが,いくらかのんびりとした気分で…春の息吹を感じつつ…研究を進めます(笑).

 

<2ES

4〜7月(序)「進路だいじに」 進学準備や就職活動を優先します.期末試験(本科ほど大変ではない(?),以下同様)もがんばってもらいます.その中で,研究活動をコツコツと進めていきます.この頃までには,研究を進める要領・コツがある程度身に付いているはずです.集大成に向けて,研究の土台を固める期間です.6月,学位申請のために 履修計画書 を作成します.7月,研究テーマ名が正式決定 します.研究室内の報告会は2回あります.日頃の研究でも報告会でも,後輩学生さんたちに見本を見せてやってください.「さすが専攻科2年生ですね!」と言われるように.また,5〜6月は春の学会シーズンです.自らの研究内容をネタに発表しているかもしれませんね.

夏休み「翻訳機能つかうな」 特別研究論文の緒言で使う英語の文献を 3つ4つ,2つ3つなど,読んできてもらいます(夏休み明けに研究室内の発表会有り).公開講座のアシスタントをお願いする場合もあります…がそんなことよりも,特別研究論文(ラスボス?その1)の執筆に取り掛かった方が良いですね.緒言(←第1章,一番大変)とか…各章の実験項とか…書けるところから,自分のデータと言葉で.全部教員が添削しないといけないので,時間に余裕を持って準備してください…教員への思いやりの精神で….なお,国際学会に参加するとしたら,この期間中になります.

10〜12月(破)「ガンガン行こうぜ」 普段の授業と研究活動の「二刀流」で進んでいきます.2ESになると,午後は授業がありません.研究をガンガン進める「最後の」期間です.10月下旬,テクノフェア があり,外部の人向けにポスター発表を行ないます.研究室内の報告会は2回,そのうち1回は発表練習を兼ねます.9〜10月は秋の学会シーズンです.そして……12月中旬までに,成果の要旨 や特別研究論文といった諸々の書類(学修成果報告書,ボスの集合体?)をほぼ完成(仮提出)させなければなりません.時間に余裕を持って準備してください…教員も生身の人間ですので…(これ言うの,何回目?).11月を過ぎたくらいから,成果が出ている場合には,来年以降の学会発表の申込みで声が掛かるかもしれません.こう考えると… 研究のみに集中できるのは,11月上旬くらいまでかな.それ以降は「ガンガン」の意味が違ってきます(研究というよりは執筆を「ガンガン」).

冬休み「己(おのれ)にまかせろ」 特別研究論文をブラッシュアップ します.自分のこれまでのデータについて,より深く考察します.そして,自分の言葉で表現します.論文の出来栄えは“青天井”です.目指そうと思えばいくらでも上を目指せるのです.<5C>の所でも書きましたが, 自分の血が通った特別研究にする  ことを意識してもらいたいです.

1〜3月(急)「バッチリがんばれ」 期末試験を含めた普段の授業と研究活動の「二刀流」で進んでいきます.追加実験は,ほぼできません.1月中旬頃に,学修成果報告書の本提出,間髪入れずにES発表会(専攻科版卒研発表会)(ラスボス?その2)という…試練(包囲された状態でボス戦?ここまでに「学士“以上の”レベル」になっておくことを目指しましょう!)が.研究室内の報告会は1回,発表練習を兼ねます.あ,2ES発表会の要旨も準備します.時間に余裕を持って準備してください…教員も生(後略)….学会発表に申し込んでいる場合は,その要旨の作成&発表の準備(with 教員の添削),学会によっては3月中に発表本番となります.2ES発表会が終わったぐらいから,自分が作った有機分子や試料の整理やデータの整理など,次のステージに進むための準備をします.

2月下旬 高専フォーラムに参加.他高専の先生方や学生さん達に向けてポスター発表します(大学院進学者のみ).

3月吉日 修了式.その後は入学式(入社式)まで休み,引越しとか結構色々バタバタしますが,充実感・達成感とともに時間が過ぎるでしょう.そして…次のスタートラインへ…

 

古谷研究室の 研究コアタイム※

 ※研究室で研究活動を進めるために最低限必要な時間です.1コマ=90分間.前期=4月〜8月上旬.後期=9月下旬〜3月卒業・修了式.

C …1コマ/週(後期) +α(春休み期間)

C …3コマ/週(前期) 6コマ/週(後期)

ES …6コマ/週(前期) 毎週平日午後(後期) +β(春休み期間)

ES …6コマ/週(前期) 毎週平日午後(後期)

 

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